『福井日銀総裁が「イノベーションが経済格差を拡大させる」「安倍経済成長政策」に噛みついた!』
というタイトルで安倍政権の中心となる経済政策について問題を論じていた。
このコメントは間違っていると言えないが、もっと正確に論じることができれば、事実はもっとわかりやすくなるだろう。
経団連の代表が提案している「イノベーションによる生産性の向上」だけを実現すると、仕事に必要な労働力は減り失業者が増える。
しかし「イノベーションによる新産業の誕生と市場の拡大」を実現すれば、新しい仕事が増え労働力の需要が増えることで失業者が減る。
この二つのイノベーションの方法を比べると前者のイノベーションの方は実行するのが簡単な場合が多い。
前者はどの企業でも、赤字の場合「コストダウン」が緊急の対策として使われる。
日立や日産やソニーなどの大手企業でも赤字対策としてよく使ってきたのはみなさんもご存知だろう。
後者のイノベーション方は実行するのが難しいので実例が少ない。
確かに、企業が開発する新製品や新サービスは後者のイノベーションによってできるものである。
しかし新製品とサービスの需要の予測は難しく、リスクがある。
従って、世界中の政府は研究開発の予算を企業へ提供したり、共同開発を行ったりする。
にもかかわらず、現在の世界中新産業不足のための失業率は第2次世界大戦の直前の30年代の大不況のように高い。
この危険な現状から脱出するためには、三つのキーワードが必要と言われている:
すなわち1に「新産業」、2に「新産業」、3,4が無くて5に「新産業」である!
安倍総理大臣がこの新産業の発掘に充分に注力していけば、きっと正しいアイディアが見つかるはすである。
そして、SF/Jは21世紀の第一の「新産業」が何であるかを教えることができる。
すなわちそれは・・・・。>>これである<<