2008年12月16日

「総理大臣はかわいそう!」

麻生総理大臣にはたくさんの面白い仕事がある。例えば「宇宙開発戦略本部長」の仕事である。しかし総理大臣はかわいそうだと私は思っている。なぜなら総理のアドバイザーは彼をだましているので、この仕事はうまく行くことができないのだ。

宇宙開発戦略本部長として、いい戦略を決めるために、総理大臣は複数の専門知識を持っているアドバイザーの話に依存している。従って、アドバイザーがいい可能性を教えなければ、総理はいい戦略を決められないに違いない。

現在、どういう宇宙開発戦略がいいだろうか?正解は難しくなく経済成長に貢献する宇宙活動が第一だということは誰でもわかっている。「アメリカ発金融危機」のために世界経済は数十年ぶりに大変な不況に陥っている。これに対して必要な対策は当たり前で雇用を増やすこと、輸出の依存性を減らすこと、内需拡大、大規模まで成長する新産業の設立などで、これらはプライオリティーが高いものだろう。

ところで、宇宙活動の中で、大規模の新産業になる可能性のあるものの候補は二つしかない。しかし、総理大臣のアドバイザーはこれについて黙っている。総理への提案はビジネスにならない赤字活動だけである。

その候補というのは次の二つのプロジェクトで宇宙からのエネルギー供給及び宇宙旅行産業の設立である。この両方には無限の需要はあるが利潤を得ることができるかどうかを理解するために真剣にその可能性を調査する必要がある。これらのプロジェクトは経済活動であり、日本経済を大いに活性化するものである。しかしアドバイザーである宇宙局はこのことを本気で調べようとしない。それはなぜか?

何故宇宙産業の指導者はこの可能性を首相から隠している?
何故この可能性について総理大臣を騙している?
何故赤字のプロジェクトのみの提案するのか?

世界中の宇宙局は数百兆円を使ってきているが、将来的に大規模なビジネスになる活動はなく、それにお金を使っていない。上記のプロジェクトより赤字活動しか実現していないのだ。

また、「有人宇宙活動は高すぎる」と言われるがこの話も詐欺だ。なぜなら「有人宇宙活動」は宇宙局の五十年前の技術を使っている赤字活動なので宇宙旅行産業の設立とは全く違う。弾道飛行型宇宙旅行サービスを始めるのには宇宙開発予算の5%しか必要ないのに、需要は衛星の打ち上げ需要の何倍にもなるだろうとNASAの2002年のレポートでも述べている!その上、弾道飛行用打ち上げシステムの革新に進んでいるチームも日本にいる!

しかし麻生総理はこの可能性について何も知らない!彼のアドバイザーはこのアイディアを隠しているからである。だから私は「総理大臣はかわいそう!」と言うのだ。彼のアドバイザーはそんなに役に立っていないので、結局このままではいい戦略は決められないだろうと思う。従って、総理大臣だけではなく、全日本国民もかわいそう!
posted by Patric Collins at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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